エクステリア・外構デザインのタイプ
エクステリア・外構のデザインにはいくつかのタイプが存在します。これからエクステリアを始めようという方は、これを知っておくことで理想のエクステリアをイメージしやすくなると思うのでぜひ参考にしてみてください。エクステリア・外構のタイプは大きく分けると3つと言われており、「オープンタイプ」「セミオープンタイプ」「クローズドタイプ」が存在します。どれも素敵な特徴を持っているので、立地や性格などに合わせて選んでみてください。
まず「オープンタイプ」というのは、その名の通り開放的なタイプのことで、道路と自分の敷地を門やフェンスなどで区切らないのが特徴です。敷地を広く使うことができ、周りの人には明るい雰囲気を与えることができます。欧米では一般的なタイプでのびのびと過ごしたいという人におすすめです。ただ、開放感が特徴となるのでプライバシーの確保や防犯には気を付けなくてはなりません。塀や柵は作りたくないけれど少し目隠しがほしいという場合には大き目の常緑樹を植えてうまくデザインしてみると良いかと思います。
次に「セミオープンタイプ」というのは、3種類のちょうど中間的なタイプで、オープンほど開放的では無いものの、道路と敷地の間に設置するのは低めのフェンス等ですので十分に開放感を実感できます。開放的な明るい雰囲気は欲しいけど、オープンにするのはちょっと、という人におすすめ。駐車スペース部分はオープンにすることが多いため、門周りから駐車スペースへの繋がりを考えたデザインが求められます。
最後に「クローズドタイプ」というのは、プライバシー保護や防犯性に長けたタイプのこと。名前の通り門柱や門扉、フェンス、生け垣などを使って敷地の周りをグルッと囲います。どうしても防犯性の高さが必要になる市街に住む人は、このタイプがいいのかもしれません。プライバシーがしっかりと守られるので、庭で食事やスポーツの練習をする時にも人の目を気にする必要がありません。日本人の場合は周りの目が気になってしまう方も多いと思うので、神経質な性格の人におすすめです。植栽を上手く組み合わせることで季節感を演出できるのでぜひ試してみてください。ただ、一つ注意が必要なのは、クローズド外構の場合、一度不審者が塀の中に入ってしまうと、外からは見えなくなってしまうので逆に危険な場合もあります。クローズド外構の場合には防犯カメラを設置することをお勧めします。 エクステリア・外構のデザインタイプは大きく以上のようなものとなります。それぞれのタイプのメリットデメリットは理解していただけましたでしょうか?
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